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銀は空気中の硫黄の成分、温泉の硫黄などと反応して黒くなるという性質を持っています。そのため硫黄の温泉にシルバーアクセサリーを着けたまま入浴するといぶし銀になります。着けているうちに徐々に服にこすれるため、陰影ができたように明るい部分と暗い部分ができてきます。
凹凸のなにもない指輪の場合、まんべんなく服などに磨かれることになりますので、自然にきれいに元通りになります。空気にただ触れるだけでも黒っぽく、あるいは茶色っぽくなりますので布にくるんで引き出しなどにしまっておくときれいに光沢を保ちます。
銀と自然銀:私たちが見ているシルバーの色の自然銀の姿で産出することはまれで、普通は黒っぽい化合物として見つかります。自然銀
金属の性質とその材質に向いた特性と指輪のデザイン
いろいろな金属の特性はこちらのサイトを参考にしました相場と結婚指輪銀は洋食器として古くから使われてきたのは、装飾的な理由より、毒に反応してすぐに認知できる、殺菌作用があるといった化学的な千恵が利用されてきました。
参考:銀のカトラリー中世ヨーロッパでは銀食器が黒変することでヒ素の混入を検知
世界的に銀の性質が知られていました。壺に銀貨を入れておけば水が腐らない、大航海出航の飲料水にも銀による殺菌作用が利用されていました。
銀がプラスの電荷を帯び、溶媒内にイオン化状態で溶け込んでいる状態=これが銀イオン
金属の銀が酸化され電子を失った状態のものを指します。
抜粋ここから「銀Ag、銀イオンAg+という関係です
銀イオンが還元されれば元の銀へと戻ります。
銀はイオン化しにくいため、銀イオンは手近に酸化しやすい物質があれば
電子を奪って銀に戻ります。
この銀イオンから銀に戻る反応により殺菌効果を示します。
殺菌効果は銀イオンが消費され尽くすまで発揮されます。
菌を殺すように人体の細胞にも銀イオンは酸化反応を起こすため
多量の銀イオンは有害となりますが、
殺菌を目的に使用するくらいの量ならば害は現れない」抜粋ここまで銀イオン概述